発達障害児の親になって

最近では広く知られるようになった「発達障害」という言葉。以前の自分の理解度としては、知的障害や身体障害がそのことだと思っていました。まだまだ理解不足なのですが、自閉症スペクトラム(ASD)、学習障害(LD)、注意欠如・多動障害(ADHD)などがあるようです。

うちの子は一人、ADHDに該当するらしいとのことで、診断から3年位経過しました。

発達障害の子の親になってどうなったのか、結論から言うと「うちの子の場合は特に生活スタイルに変化はない」です。比較的症状も軽い方だからか、徐々に症状も落ち着いてきているような気もします。

発覚したのは幼稚園の時で、幼稚園の先生から面談で一度専門の医者に診てもらったほうがいいと言われました。

最初は、“何を言っているんだ?うちの子がそんなはずあるわけ無いだろう”と頭にきました。だって家でそんな素振りは見せないし、言うことだって聞いてくれるし。怒りしかなかったですね。

しかし、それは運動会での様子を見ていて不安に変わりました。うちの子が列を乱したり、演技の最中にテンション上がりすぎたのかどこかにいってしまったり、先生たちに注意ばっかりされ…。まさか、うちの子が本当に何らかの知的障害があるのか…家の顔と園での顔が違う。

それからは、“そういえばこんなこともあった”とか思い当たる節がちらほらと…。床や布団でうつ伏せになり股間のあたりを横にスリスリしていたり…。後にこの行為は我が家で「すりんこ」と名付けました。「こら、すりんこしないよ」とかって。

園の先生は、次年度から小学生にあがるため、特別支援学級に入れるためには早めに診察してもらい、支援学級の手続きをしないと間に合わないかもしれないと教えてくれました。

小学校低学年のうちに集団での授業、勉強に馴染めない子が、高学年になって苦労する子も多いとか。そのサポートをするのが支援委員の先生方。支援を受けるには特別支援学級に入らないといけない。

他の子たちにも相談しました。上の子達はそろって「絶対嫌だ!弟が支援学級にいるっていじめられる!」と言われました。確かにそんな光景も見たことあったな…。

夫婦で悩みました。

とりあえず専門の医者の診察に行ってきました。

診察は、医者が両親から状況を問診、本人と会話してみる。心理士による知力?テストなんかを受けました。その結果、IQ(知能指数)が同年齢より劣っているとか、すりんこしているとか状況を聞いた感じで症状は軽い方。支援学級に入るためには診断が必要とのことで診断がつきました。

長文になったので、続きは次回に…

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