専門の医者にも診断つけられたし、軽いほうだがやっぱりこの子はそういう感じなのか…。
それからは将来本人が困るようなことにならないほうがいいだろうと、特別支援学級への手続きを進めました。
手続きは保育園の先生が役所に報告?申請?をしてくれて、届いた書類を記入提出して、小学校入学前に役所の人、小学校の教員?養護教諭?と校長なんかと面談して、晴れて入学となりました。
特別支援学級?
うちの学校では特別支援学級のクラス分けを大きく「情緒」「知的障害」「肢体不自由」と分け、「情緒」の中でもレベルごとに3クラスとかに分け、色々な学年の子が混ざっていました。クラス編成は毎年生徒数の増加で変更もあり、各学校、市町村によって支援学級のシステムが違うと思います。
うちの子は通常学級の1年○組と「情緒」のクラスの2つに在籍する形で、算数や国語は特別支援学級で、その他図工や体育なんかは通常学級で授業を受ける形です。
通常学級で授業を受ける際には、支援員の先生が近くで見守りサポートしてくれているようです。授業中に理解が難しいときはアドバイスを、離席が目立ってきたり、落ち着きがなくなったり、トラブルが起こりそうになると特別支援学級に戻したりとか。
特別支援学級に入る生徒数は年々増えているようで、それに伴い支援学級も年々増えているようです。2016年には生徒数13人で2クラスだったのが、2021年は生徒数47人で8クラスとなっています。発達障害の子が増えてきている?発達障害に対する考え方が変わってきて今まで見落とされてきていた子たちが新たに対象となってきているからなのか?わかりませんが、現状生徒数は増えているようです。
今では逆に行かせてよかったと思う
最初のうちは、うちの子が勉強について行けるか、いじめにあったりしないか心配でしたが、今では逆に行かせてよかったと持っています。
勉強は国語と算数を特別支援学級で受けているので、1クラス8〜12人ほどの少人数クラスで先生がゆっくり生徒に合わせて教えてくれるので、逆に100点をよく取ってきてくれます。テスト内容は通常学級と同じです。ときにはお絵描きに夢中になり勉強にならないときもあるようですが^^;そこは先生たちが上手にお絵かきをご褒美にさせたり、お絵描きをある程度させてから落ち着いたところで勉強に向かわせたりとうまくやってくれているようです。
最近の子はやさしい?
お友達関係の方、最近の子はやさしいのか?支援学級にいるからといじめたり敬遠したいりとかはなく、逆に人気者のような? 同じクラスや同じ学童の子たちが毎朝登校がてらに迎えに来てくれます。学童でも楽しそうに遊んでいる様子をお迎えに行くたびに見ています☺
他の兄弟も同様に、兄弟が支援学級にいるからとからかったりいじめられたりは無いようです。特別支援学級の子が増えているからそんなに珍しいものでもなくなってきているのかな?
ゆくゆくは通常クラスでの授業へ
特別支援学級の担任の先生は、うちの子は高学年には通常学級での授業も可能そうとのことでした。 それには徐々に慣らす必要があるようで、4年生からは少しずつ算数や国語も通常学級で受けるようにしていき5〜6年には完全に通常学級に移行していく作戦です。
2022年現在、次男くんは小学3年生。徐々に落ち着きのある子になってきたようにも感じます。すりんこもだいぶ減りました(笑)
まだまだ、高学年、中学、高校になるまでどうなるのかわかりません。
不安もありますし、色々な可能性も秘めています。慌てず、過度に期待せず、この子に合った育児ができればいいのかなと思う今日このごろです。
5人いるこどものうち発達障害と診断された子は真ん中の子一人だけです。遺伝するものでもなければ伝染るものでもありません。
知恵遅れ?ってことならば、遅れるけどそのうちみんなに追いつくんじゃないかな?
人生は学生時代が終わってもまだまだ続きますし成長もします。長い目で見ていきたいものです。
自分と同じような境遇に直面した、親御さんにこの体験談を参考にしていただければ幸いです。
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