自分にとっては「異世界」でした(笑)
自分みたいな男友達と遊ぶ方が好きで、クローズみたいな高校に通っている、女性とは無縁だったやつが看護学校に通うのは、まさしく今流行の「異世界に転生」したようでした^^;
当時は1クラスに50人女、男5人だけ。肩身が狭い…。
県内の色々なところから通ってくるので地方色が様々で面白い。自分の地元の常識が通じない
大半は高卒、しかも特進クラスとか成績優秀な人が多く志が高い
我々男性5人はいつも仲良くクラスからはみ出していました(笑)
そんな環境の中なので自分は周りの生徒の志の高さに、ギャップを感じながら勉強していました。
「将来看護師さんになるのが夢だったんです」
「入院していたときにお世話になった看護師さんに憧れて」
すごいですよね。そんな素敵な目標をもって勉強しに来ている。それに引き換え自分の「給料がいいから」なんて不順すぎる動機で、本当にここにいて良いのか?とさえ思っていました。
しかし、初めての病院実習で、自分のグループにバリバリ忙しい病院で働いていた怖いと評判の先生が担当になることとなりました。「終わった」と思いましたね^^;
その先生がある日、病院実習を終わって学内でミーティングしているときに「みんなはなんで看護師になろうと思ったの?」と質問してきました。
みんなはあのお決まりな答え
自分はもう疲れてもいたし、退学なんてことはないだろうと思い正直に答えてみました。
すると以外にもこの先生も、「私も実はお給料が目的だったの」というのです。そのあとの先生の話はあんまり覚えてないけど(先生ごめん)、でもあのとき衝撃だったのは覚えています。こんなバリバリな看護師だった怖い先生が、みんなのような答えとは違って自分と同じだったとは
それからは、こんな動機でも立派な看護師になれるんだと思うようになり、なんか逆にお利口さんな答えの人たちよりも良い看護師になってやろうと思いましたね。
本題からずれてしまいましたが、看護学校は異世界です。
高校までやっていた勉強が、医療や解剖生理、薬、看護の授業になる
授業以外に病院での現地実習もあるし、(これが一番つらい)
ボランティアも何時間かこなさないといけない
卒論がある
最終的には国家試験を受けて看護師免許を取ることを目標とする
大学生よりもみっちり詰め詰めなスケジュールなのでバイトするのが難しい(学校側は勉強に集中させたいからバイトさせたがらない)
忙しい学校です。でも、寝不足で遊んだり勉強したりとなんだかんだ楽しい3年間だっと思います。
実習の辛さはいつかまた書こうと思いますm(_ _)m
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